真正仏舎利を本尊とし、釈尊直税の成仏法を修行する阿含宗関東別院

阿含宗の教えを説く日本屈指の道場「九州本部」

  • 2016年08月31日

 人は皆それぞれに容姿や性格が異なりますが、同様にかかりやすい病気や運命の傾向も違います。つまりガンになりやすい人もいれば、脳関係の病気にかかりやすい人もおり、また心臓・血管系の疾病に罹患しやすい人もいます。さらには、幸運に恵まれて成功をつかみやすい人もいれば、そうでない人もいるわけです。では、この差はどこから来るのでしょうか?

 阿含宗では、この差は因縁より生じると説きます。因縁というのは仏教の言葉で、「因」とは直接原因を、「縁」とは「因」を助長する間接原因を表します。ですから「縁」は人間関係を含めた環境だと思っていただけばよいでしょう。要するに仏教では、「幸福になるのも、不幸になるのも、その人の持つ因縁しだいである」と考えるわけです。

 それでは、その因縁はどこから生じるのでしょうか? また、なぜ、人によって因縁は異なるのでしょうか?

 そもそも因縁のルートには二つの系統があります。一つは先祖から受け継ぐ因縁です。これを阿含宗では「タテの因縁」と呼んでいます。しかし、一口に先祖と言っても、非常に徳があって幸運な人生を歩んだ人もあれば、不徳で不幸な人生をたどった人もいるはずです。その中で、なぜ、わざわざ不幸な先祖から、不幸の元になる因縁を受け継ぐのでしょうか?

 それは前世の自分が、その不徳の先祖と同様のことをしていたからです。つまり、人は前世で不徳を積んだからこそ、現世で不徳の先祖と縁ができ、その因縁を受け継ぐことになったわけです。結局、不幸の元は、前世の自分の行いにあるということです。このように前世の不徳によって生じる因縁を、阿含宗では「ヨコの因縁」と呼んでいます。

したがって現世の自分とは、前世からの「ヨコの因縁」と先祖からの「タテの因縁」の交点となります。さらに言えば、今の自分自身は、子孫から見れば「先祖」であり、来世から見れば「前世」となります。ですから今の自分の行いは、来世の自分の運命を決定し、子孫の命運をも左右するわけです。

 もしも、今の自分が不幸であるならば、それを悲嘆し、自暴自棄になるのではなく、自分の不幸の元である「タテの因縁」と「ヨコの因縁」を断つことに専心すべきです。仏陀である釈尊も、「苦しみには必ず原因があり、その原因を取り除くことによって、苦しみは消滅する」と説かれているように、苦しみは因縁を断つことによって、必ず滅ぼすことができるのです。その因縁を断つ方法を阿含宗は説いております。

 阿含宗は日本全国および海外にも道場を建立し、釈尊直説の因縁解脱法(成仏法)に基づく教法を広く伝えております。福岡市にある九州本部も、因縁解脱の教法を伝える阿含宗の道場の一つです。ここでは、誰もが気軽に阿含宗の教法に触れることができるように、さまざまな行事を催しております。

 阿含宗では、毎月16日には、「タテの因縁」を解脱するために必須の、「成仏法による先祖供養」の護摩法要を奉修する「冥徳祭」を開催し、また月末の土日には、「タテの因縁」「ヨコの因縁」の解脱に不可欠な「解脱宝生」の護摩法要を奉修する、「例祭」を開催しております。九州本部にも、新アゴンネットワークシステムという通信システムによって、上記の二つの護摩法要が同時中継されます。九州在住の方は、九州に居ながらにして、因縁解脱の護摩法要に参加することができるのです。

 先ほど個人の因縁解脱について説明しましたが、因縁解脱とは個人だけでなく、地域、国、世界にも必要なことです。その土地で多くの人が犠牲になるような事件が発生すると、そのカルマにより土地の因縁が生じ、その地に暮らす人々にも暗い影を落とすことになります。これは地域だけでなく、国家でも、世界でも同じです。

 世界中の宗教教団のほとんどが、平和の大切さを説き、平和を祈念しております。しかし、紛争という名の戦争は絶えず、多くの人々が犠牲となっております。これはそれらの教団が、世界の因縁、破滅のカルマを解く、成仏法に基づいた実践を行っていないからではないでしょうか?

 阿含宗は、過去の悲惨な戦争、事故等による犠牲者の御霊を成仏させ、同時にその地のカルマと因縁を解脱させてこそ、本当に平和な世界、本当に幸福な世界が築ける。その信念に基づき、阿含宗は日本各地のみならず、世界各地で成仏法に基づく護摩法要を営んでおります。この九州の長崎でも、先の大戦では広島に続いて原爆が投下され、無辜の民が犠牲になりました。そこで阿含宗ではそれらの御霊を供養し、地域のカルマを解き、世界平和を祈念する、成仏法に基づく法要を営んでおります。

 阿含宗の活動、因縁解脱の法について興味を持たれましたならば、どうぞ九州本部にお問い合わせください。